光を物体に照射、食虫植物の原理で微小の物をつかむ「超小型のフィンガーロボット」を開発

投稿日:2017年6月2日 更新日:

北米原産の食虫植物(ハエトリグサ等)は葉の内側の細毛にハエなどが触れると、葉が閉じて獲物を挟み込みます。葉が閉じ挟み込んだ後、消化液が分泌されて栄養分を吸収します。ちりや動かないものが付着した場合は無駄にすぐに閉じず、20秒間に2回以上触れるなど条件が合えばキャッチする仕組みで獲物を捕まえます。

科学誌「ネイチャー・コミニケーションズ」(5月23日付)に発表されている、フィンランド・タンペレ工科大学の研究チームによりますと、「光ファイバーの先端に特定の光に反応して伸び縮みする性質をもつプラスチック(液晶エラストマーというらしい)を片側の表面に張った装置(薄い板状のもの)を作成して、光を照射すると物体から反射した光を液晶エラストマーが感知して縮むことで板が曲がって物体をつかみます。光の照射をやめれば液晶エラストマーが伸びて、板がまっすぐになり物体を離す」仕組みです。決められた反射光に反応させることで誤作動を防ぎ確実に狙ったものをキャッチすることが可能になったということです。これにより「駆動方式を用いると小型化が出来なかった微小のフィンガー搭載マイクロ知能ロボットの開発が前進した」と胸を張ります。いわば小さいものを自律的に認識して捕まえる「食虫ロボ」の完成といったところでしょうか!

 ハエトリグサ(南米原産)

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