私たちには黄色く見えても蜂には青く見えています!

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「虫媒花」特にミツバチなぞは農業生産にも大きく寄与していることはよく知られています。(イチゴのハウス栽培に放蜂して受粉を促す等々)花粉を運んでもらう植物の花の色は赤あり黄あり紫ありですが実は蜂は花の色が何色にかかわらず「青色(構造的に)」に呼ばれている(誘われて)というのです。英国ケンブリッジ大学の研究グループが科学誌「ネーチャー電子版」(10月18日付発表)によると蜂ははちみつを作るために花の蜜を運んでいるのですが、同時に花粉も雌しべまで運んでいます。その花の表面を観測したところいずれも百満分の1㎜(ナノスケール)の規則的な線状構造を持ち太陽が当たると発色現象が起こり花の一部が青い色に見えるようになる(構造色)ことが分かったというのです。青色の構造色を発する花を持つ植物は植物分類学上も様々な系統にまたがっていますが、それぞれ独自に進化しても同じやり方で蜂を呼んでいるとのです。

 色とりどりはずの花ですが・・・・・・・。

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