京都はソメイヨシノの満開宣言の後から愚図ついた天気が続いています。ソメイヨシノを散らすこの雨は「催花雨」(さいかう)と呼ばれています。花といえば俳句では桜ということになりますが、花々が盛りを迎えるのは実はこれから、それらの花たちの「開花を催促する雨」というわけです。同じ音の響きで「菜花雨」(さいかう)と書けばもうわかりますよね、菜の花の咲くころをさす「菜種(なたね)梅雨」(四月初めの愚図つく天気)の語源もこのあたりにあったのです。そして130年続く造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」が今日から始まりました。桜と一言で言いますがその数340本(134品種)これから満開を迎える品種が多く圧巻の560mの並木道です。尚、一般公開は17日(月)まで。
「催花雨」=「菜花雨」=「菜種梅雨」=「愚図つく天気が続く4月初め」=「新緑の季節も間近」
京都東山五条の西本願寺大谷本廟の仏殿(本堂)前のソメイヨシノが満開です。」