これは「コーヒー」の種別です、産地や焙煎方法の違いではなく樹木としての種別です。私は朝食にコーヒーを欠かしません。(夕食には当然ビールもちろん第三の)打ち合わせにも欠かせないこのコーヒーの栽培地の調査を「ワイルドライフ・コンサベーション・ソサイエティ」というアメリカの環境保護団体がコーヒー生産では世界第6位のインドの西部で野生動物の調査を実施し、結果を科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』(2月16日付)に発表しています。人が経済的営みで「広大な面積に単一の作物を作ること」は当然のことながら野生生物に様々な影響を及ぼしています。特に私の気を引いたのは野鳥類の生存種類の報告です。結論から言いますと、このコーヒー2種の比較で生産量では圧勝しているアラビカ種の農場では鳥の種類は多かったものの、密度はロブスタ種の農場の方が高かったのです。野鳥がロブスタ種を好む理由として専門家の意見は分かれているそうですが、私は「農薬を疑う」説を支持したい。病害虫の対策として農薬が使われています。病気したり弱ったりすると虫がつきやすくなります。アラビカ種よりロブスタ種の方が病気に対する耐性が高いと聞ききました。つまり病気になりにくいのはロブスタ種の方で、薬剤の散布量が少なくて済んでいるのです。「鳥類の餌となる虫の量」がどちらの環境が勝っているのかはもうわかりますよね!
我が家の庭で放し飼いのコシャモのつがいです。